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マンション敷地内には数多くの発動機がオブジェのように飾られている。これは、嘉農さんと裕江さんが長いあいだかけて瀬戸内海の島々や各地の採石場などで探し集めて、ご自身で修理し、すべて動くようにしたものだという。

国内でも初期に生産された発動機のため、部品が揃わないものは自作までしたそうで、一台あたりの修繕費は150万円くらいになったそうだ。

土木・建築以外にも、このように内燃機にまで何故精通しているのか?嘉農さんという人の謎は深まるばかりだ。(5階の手作り製材機にも圧倒される)

マンション入り口、ひときわ目立つ場所には、かつて12歳の嘉農少年が祖父 弁次さんから譲り受けたという[ヤンマー横型10馬力]と同じモデルの21馬力仕様が設置されていた。(上写真)

この発動機の背後には 『沢田マンション物語』 の著者である古庄弘枝さんから寄せられたメッセージが、パネルになって掛けられている。
ここに転載させていただきたいところだが、あまりに図々しいので遠慮させていただく。

沢田マンションを訪れた方はお見逃しなく。