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鎌倉駅のホームからも見ることができる古びた一軒の家。
昔は大きな病院だったといわれるこの廃墟のような家には
現在も一人の老人が住んでいます。
細長い窓、杉板で作られた凝った意匠の壁、左右で違った趣を持つ屋根…
往事の姿を彷彿とさせる設えがかえって無惨に映る。
家をぐるりと囲む工事用フェンスは
家主の外敵から家を守ろうとする意思の表れなのでしょうか